イスラエルとアメリカの研究者たちが血圧変動を予測するソフトを開発

*この記事は The Times of Israel の記事を日本語に翻訳して作成しています。

 

ネゲブのBen-Gurion University、Cincinnati Children’s Hospital Medical CenterとエルサレムのHadassah Medical Centerの研究者たちが集中治療中の患者の血圧変動を予測するソフトウェア(VitalMiner)を開発した

 

このソフトは、リアルタイムでバイタルサインが確認でき、また従来のモニター機器では症状が現れるまでに7時間かかっていた出血性ショックのような血行動態変動の差し迫った事柄を速やかに予測するアルゴリズムを応用している。

より早くに血圧動態の変動が予測できることにより、集中治療中などの致命的にもなりうる状況において悪化率や死亡率を抑えることができるという。

 

 

Ben-Gurion Universityの技術移転部門は現在、この技術をさらに発展させ、商業化していくパートナーを探している。

 

 

このソフトウェアは、民間および軍事集中治療室、緊急治療室、集中治療室および在宅集中治療サービスなど、さまざまな設定で臨床情報システムおよびバイタルサインのモニターに近くでも離れた場所でも接続できるのだ。

 

VitalMinerは、3つの病院からの遡及的データの評価実験において、予測能力の感度(変動を予測する能力)を6%、特異性(陰性を示す能力)を最大13%、既存のシステムと比べ、改善した。

 

Markets&Marketsの報告によると、患者モニタリングの市場は、2017年の180億ドルから2023年末までに約250億ドルに達し、年率6%の成長率で成長すると予測されている。

 

2012年、Ben-Gurion UniversityとCincinnati Children’s Hospitalは、子供向けに特別に設計された医療機器の不足に対処するために、複数年に渡る提携を開始した。

この提携は、CCHMCの医師の医療専門知識とBGUの技術力とエンジニアリング能力を組み合わせる意味合いがある。現在までに210件のプロジェクトが審査され、そのうち7件が最大10万ドルの資金援助を受けることに決まっており、すべての資金はプロジェクト特有の開目標を達成することによって賄われる。この資金は、BGUとシンシナティ子供病院の両方から寄付されている。

昨年、この提携から生まれた製品に基づいて、スタートアップ企業のXact Medicalが設立された。

 

*The Times of Israelの原文を読む。