偏頭痛を改善するイスラエルのニューロモデュレーション機器

*この記事は ISRAEL21c | Uncovering Israel の記事を日本語に翻訳して作成しています。

偏頭痛や重度の頭痛に苦しむ人は多いが、市販の痛み止めの薬は常に効くわけではない。そんな中、薬の代わりになるような持ち運び可能なウェアラブル機器が開発された。

この前途有望な治療法は、頭蓋骨の基部に小型のパルス発生器を埋め込み、痛みを和らげる電気刺激を脳に送るというものである。

Neurolief は、500ドル以下で近くの薬局で購入できる非侵襲的なニューロモデュレーション機器を開発している。この機器は、痛みや気分を調節している脳の6本の神経枝を刺激する。装置内の各電極は頭蓋骨を貫通するほどの強さの電荷を送り込む。

ニューロモデュレーションは、脳内の化学物質の分泌を抑制し、また神経系の ‘活性化閾値’ を調節し以前よりも神経が過敏に反応するのを防ぐのだ。

現在進行中の56人の被験者での研究を含めたいくつかの臨床試験をまだ行う必要があり、2018年末までにヨーロッパ連合CEマークを、続いてアメリカでの承認であるFDAも申請することを望んでいる。

このニューロモデュレーションの技術は他の事象にも使える可能性がある。現在、Neurolief が次のターゲットとして考えているのが、 “抑うつ”である。すでにイスラエルの精神科病院での臨床試験で優れた結果が報告されている。Neuroliefの抑うつモデルは2020年には実現するかもしれない。

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