イスラエル ヘルスケアスタートアップ資金調達情報・2019年4月編

FutuRxに投資をするために、RM Globalが6400万ドルの資金を調達【Globes Israel’s Business Area】

国際的な投資銀行であるRM Global (RMG)が、RMGP Biopharma 投資ファンドに対して、3400万ドルの投資を行い、その投資ファンドへの2回目の資金調達ラウンドが終了した。

RMGP Biopharma投資ファンドはRM Global (RMG)からこれまでに6400万ドルの資金調達を行なっており、それらの資金は、イスラエルのネス・ジオナに拠点を置くFutuRxバイオテクノロジー・インキュベーターが支援する企業に対する投資に当てられる。

その投資のアイデアはRM グローバルのイスラエル社で取締役を務めるYaron Breski氏とAssaf Keret氏の二人によって2016年に考案された。

従来の投資モデルでは、インキュベーターと契約を結ぶ投資家が、そのインキュベーターが支援する全てのスタートアップ企業に投資を行い、その後は投資家が興味を持つスタートアップ企業に対してのみ投資を行うようになっているが、考案されたこの投資モデルは、特定のインキュベーターと関係性のあるスタートアップ企業に対してのみ投資を行うモデルとなっており、特有の投資モデルとなっている。

FutuRxバイオテクノロジー・インキュベーターのメンバーである、OrbiMed、Johnson & Johnson InnovationとTakeda Venturesは従来の投資モデルの下に投資を行っているが、RMGP Biopharma投資ファンドは同インキュベーターと契約を結ばずにして投資を行うため、インキュベーターが支援する全てのスタートアップ企業に投資しなければならないという義務を負わないことになる。

原文:RM Global raises $64m for FutuRx investments


BrainsWay がNasdaq市場で3000万ドルの資金調達に向けて動く【Globes Israel’s Business Area】

イスラエルにある医療機器開発を行うBrainsWay Ltd.が、2019年4月16日にNasdaq市場で最初の資金調達ラウンドを迎えることを発表した。イスラエルのテル・アビブ証券取引所における同社の時価総額は、米ドルで約9000万ドルとなっており、今年の株価にくらべて9%下がったことになり、過去5年の株価と比べても65%以上の時価総額の下落が見られる。同社は時価総額と同様の企業価値で3000万ドルの資金をナスダックで調達することができるだろうと想定されている。

BrainsWay Ltd.は強力な磁石の刺激を脳に与えることで精神療法と脳疾患への治療を行う磁気ヘルメットを開発し展開している。この商品は市場に展開することが認められた後、うつ病に対する効果的な治療に役立つとして、長い間販売されてきた。昨年、同製品は強迫性障害に対する治療に効果があるとされ、販売が認められてる。

BrainsWay Ltd. はテル・アビブ証券取引所の上場企業として2010年から登録されている。2011年にアメリカでの資金調達オファーを掴むことを試みているが、企業価値が下がっていることからその取り組みを断念していた。しかし同社は、今年1月にNasdaqのオファーで3000万ドル以上の資金調達の公募を開始していた。

引用:https://www.brainsway.com/healthcare-professionals/technology/

原文:BrainsWay raising $30m on Nasdaq


AI医療画像分析スタートアップのAidocが2700万の資金調達 【nocamels】

AIが医用画像を分析するソフトウェアを開発しているイスラエルスタートアップのAidocがシリーズBラウンドでSquare Peg Capitalから2700万の資金調達を達成した。

Aidocで開発されている技術は、レントゲン写真を撮る際に異常がある部分を素早く発見することをサポートすることが可能で、ニューロン濃度や脳内の骨密度、脊椎や腹部などのあらゆる範囲のレントゲン写真撮影において効力を発揮する。

同社は、CTスキャンで100万人目の患者を検査したと発表し、その数字は、医学界の放射線療法でAI技術を駆使して検査された写真で最も多い数であるとも述べている。

Aidocは2016年にGuy Reiner氏、Elad Walach氏とMichael Braginsky氏達によって設立され、彼らはイスラエルの軍隊プログラムで科学技術の分野で特に有能な人材を採用し、その分野で研究開発者としての専門家に育てるTalpiotプログラムを卒業したエリート達だ。

同社はCEマークを獲得しており、肺周辺のCTスキャンにおける静脈血栓塞栓症のトリアージやFDAから脳内出血の画像スキャンを行う上での承認を受けている。

今回の資金調達で獲得した金額はAidocの技術をさらに向上させることに加えて、市場における同社が開発するプロダクトに対する高い需要に対応するために市場開拓チームを成長させるために使われる。

Photo from Aidoc

原文:AI Medical Imaging Startup Aidoc raises $27M


Rapid Medical が2000万ドルの資金調達【Globes Israel’s Business Area】

神経血管装置を開発するRapid Medicalが2000万ドルの資金獲得をもって、シリーズCの資金調達ラウンドを終了した。

JAM Capital PartnersAgate JTからMicroPort、加えてRocSon Medtech Fundとその他多くの投資家がシリーズCラウンドに参加した。

ヨクネムに拠点を置く同社は、Tigertrieverという同社が開発した商品の治験を完了することに加えて、同社の商品が可能とする脳卒中に対しての優れた治療法を世の中に広げるべく、世界的にその商品を普及するために資金を使用する。

また、同社はアメリカにおける商品の存在価値を向上させることを重要視しており、それだけに留まらず、アメリカにおける商品展開の承認を得ることや、ヨーロッパにおける商品展開の拡大、今後の革新的な商品開発に向けて、今回の資金調達で獲得した資金を使用する。

Photo from Rapid Medical

原文:Neurovascular device co Rapid Medical raises $20m