果汁ジュースの砂糖を減量し健康的にする食品技術

*この記事は NoCamel.comの記事を日本語に翻訳して作成しています。

ジュース市場の売り上げはこの10年間で急激に落ち込んでいる。というのも、果汁のジュースにもソフトドリンクと同じくらいの砂糖とカロリーが含まれていて、摂取し過ぎると肥満や2型糖尿病などの健康異常のリスクが上がるという研究結果も出ているからであろう。

果汁には健康的な食事に不可欠なビタミンやミネラルなども含まれているが、問題は、糖の吸収を遅らせ、満腹感を与える食物繊維という大切な栄養素が、ジュースにする工程で失われていることである。

2017年に創立したイスラエルスタートアップ Better Juice は、繊維の量を増やしつつもカロリーと糖質を減らす独自の酵素技術を開発してこの問題に取り組んでいる。同社曰く、風味や食感、栄養価に全く妥協はないとのこと。

この技術は、非遺伝子組換え微生物の酵素的な活動を利用し、フルクトースやグルコースなどの単糖の一部を繊維や他の天然の難消化性糖類に変換するというものだ。糖質を減量する従来の方法は、人工甘味料を添加するというものが多かったが、Better Juiceの技術は成分を加えたり、取り除いたりすることはないのだ。

このようにして、さまざまな飲料の多数の試験において、オレンジジュースの砂糖は30〜80%減少し、食物繊維にバイオ変換された、とBetter Juiceは昨年10月に報告した。オレンジジュースで概念実証を達成したと言っているが、その技術はより幅広く適用され、Better Juiceを通じてあらゆる種類の砂糖に適用されている。費用も1リットルあたり、たった10セント追加でかかるだけである。

同社は現在、アメリカ、ヨーロッパ、中国、日本、ブラジルなどの国に技術を売り込むことを目標としていて、Coca-ColaやGivaudanなどの大企業とも協力していくとのこと。

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