Technionのチームが外傷に対する縫合に置き換わる医療用糊を開発

*この記事は The Times of Israel の記事を日本語に翻訳して作成しています。

テクニオン-イスラエル工科大学の研究者たちが開発した医療用生体糊は、縫合と密閉を同時に行うことができ、外傷にも内部損傷にも有効であるという。

従来の生体糊は、人体にとって有害であったため、使用が皮膚の表面に限られていた。その上、糊の固さにより、臓器の柔軟性を損ねたり、糊自体の耐久性が低かったりしたものだ。

そんな中、テクニオンのバイオマテリアル研究科長のMizrahi氏が、強度があり、無毒性で耐久性もあり、凝固後も柔軟性を持つ生体糊を考えついたのである。この研究は、Advanced Functional Materialsに掲載されている。

グルーガンにより、糊を溶かし損傷した組織に塗りつけるのだが、ガンは体温と同じくらいまでしか糊を温めないので熱傷の恐れはない。糊は塗布されると、すぐに凝固し、そして2、3週間のうちに分解される。しかも耐久性は従来のものの4倍もある。細胞や動物実験により、無毒性であり効果的であることが分かったという。

糊の成分であるポリマーはすでにFDA承認を受けている。Mizrahi氏は、この製品が2、3年の間に市場に出ることを期待していて、この技術を宣伝していくパートナーを現在探しているところだという。

*The Times of Israel の原文を読む。