イスラエル ヘルスケアスタートアップ資金調達情報・2019年9月編

Healthy.ioが60万ドルを調達。プロダクトの精度を向上させる動き【VentureBeat】

元イスラエルの最高技術責任者であるYonatan Adiri氏は、2013年にAIを活用して慢性腎臓病患者が専門的な医療画像を手軽に入手することができるサービスを提供するデジタルヘルスケアスタートアップ、Healthy.ioを共同設立した。同社のプロダクトであるDip.io はスマートフォンアプリ・ディップスティック・色分けされたスライドと10個のパラメーターを使用したデジタルテストキットを用いて、患者個人が尿サンプルを収集し分析することを可能にする。

同プロダクトが公開されてから投資の波は途絶えない。 シリーズBラウンドにおいて1800万ドルの資金調達を今年2月に行い、9月には、Corner Venturesが率いるシリーズCの資金調達ラウンドにおいて、Joy Capitalと以前の支援者であるAnsonia HoldingsAlephSamsungが参加し、合計6,000万ドルを調達した 。 Healthy.ioの資金調達の総額が約9000万ドルに到達したことにより、Healthy.ioのグローバル展開と製品開発が加速すると同社のCEO であるAdiri氏は公表した。

<Healthy.ioのプロモーションビデオ>

以前とりあげた、Healthy.ioの臨床実験についての記事はこちらから。

原文: Healthy.io raises $60 million to help patients complete urine tests on their phone


エルスケアプラットフォームを提供するVim Inc. が24万ドルを調達 【Globes Israel’s Business Area】

Vim Inc.はヘルスケア提供者に実用的なインサイトを提供し、患者が彼らの求める最適な治療を確実に届けることを可能にするだけでなく、仮想ネットワークを介して医師に患者をマッチメイクする。同社は、Optum Venturesが主導するシリーズBの資金調達ラウンドにおいて、2,400万ドルを調達した。 今回の資金調達ラウンドには、Premera Blue Crossが新規投資家として参加し、Great Point VenturesSequoia Capitalは前回に引き続き参加した。 同社は最新の資金調達ラウンドを含めて約3700万ドルを調達した。

<同プロダクトの強み>

サンフランシスコとテルアビブにオフィスを構える同社は、医療制度と医療提供者の間でインセンティブを調整し、価値に基づいて治療に関する意思決定ができるように支援を行うヘルスケアテクノロジー企業だ。2015年にCEOのOron Afek氏Asaf David氏Yael Peled氏によって設立された同社は、すでに米国の主要なヘルスケアパートナーを通じて1,000万人の患者と150,000人の医療制度提供者と繋がっている。同社は,今回獲得した投資額を使用して、米国全土での急速な事業拡大の促進をねらい、スタッフを増やして製品開発を加速させる。

原文: Health care platform co Vim raises $24m


AIで遺伝子を分析。iGentifyが10.5万ドルの資金を調達【Globes Israel’s Business Area】

イスラエルスタートアップで、AI技術を用いて遺伝子を分析するプラットフォームを開発するiGentifyは、ライフサイエンスベンチャーファンドであるaMoonとエルサレムに本拠置を置くクラウドファンディングプラットフォームのOurCrowdを中心に率いられたシリーズAの資金調達ラウンドを完了した。 今回の資金調達で1,050万ドルを獲得し、同社のこれまでの資金調達額の合計は1,550万ドルとなった。

同社は2016年にCEOのDoron Behar博士によって設立され、各個人が遺伝学を活用することができるように、アクセス可能で実用的な遺伝子データの作成に取り組んでいる。 個人の遺伝子を分析し、その結果に基づいて重病などにかかる可能性を知る1つの手段となる、遺伝コンサルタントに相談するという選択肢が少ないことを例証するために、Behar氏は、イスラエルだけでも6,000人の一般療法士が存在する一方で、全世界では7,000人しか遺伝コンサルタントが存在していないと考察している。 遺伝コンサルタントの不足は、遺伝学分野での革命が着実に進むにつれてますます深刻になっていくとBehar氏は述べている。

<iGentifyのプロダクトホームページ>

原文:AI genetic consultancy co iGentify raises $10.5m


Trendlinesがイスラエルのアグリテック企業向けの投資ファンドを設立【Globes Israel’s Business Area】

シンガポール取引所に上場しているイスラエルの企業のTrendlinesは、イスラエルの農業テック(アグリテック)分野に投資するためのファンドの設立を発表した。 同ファンドは、Trendlinesと英国の億万長者であるVincent Tchenguiz氏のCBG投資ファンドによる共同設立が決定したこと加えて、シンガポールの地方政府の支援を受けてシンガポールの主要な投資ファンドであるTemasekとも提携して設立される。

本日Trendlinesは 、ファンドの最初の投資である2,200万ドルのクローズを発表しており、後に4000万ドルから6000万ドルへ上昇すると期待されている。 本日の公表の前に、Trendlinesはシンガポール取引所において時価総額4000万ドル(5500万ドル)で取引された。

調達額の3分の1は主にシンガポールの設立間もない企業への投資に当てられ、3分の2はイスラエルを含むより成熟した企業への投資に当てられる。

原文:Trendlines, Tchenguiz set up $40m agritech fund


Body vision Medical がシリーズCファンドで20万ドルを調達【Globes Israel’s Business Area】

イスラエルの医療機器会社Body Vision Medicalは、シリーズCの資金調達ラウンドを2000万ドルの資金調達でクローズしたと発表した。 イスラエルのラマト・ハシャロンに拠点を構える同社は、リアルタイムのソフトウェア技術を通じて肺がん診断と治療を行うことができる技術を開発した。

今回獲得された資金は、AI技術を用いた断層撮影、融合イメージング、クラウドベースの機械学習、複合感覚を実現するイメージを登録可能にした同社のLungVision 2.0プラットフォームの商業化と製造活動を促進するために使用される。 LungVision 2.0プラットフォームは、2019年5月にFDAの認可を受けた。

Body Vision CEOのDorian Averbuch氏は、現状の技術では満たされていない早期肺がんの診断と治療の臨床的ニーズに対応するために2014年に同社を設立した。

<肺の気管支内透視検査のナビゲーションとローカライゼーションの実現性についてのプレゼン>

原文: Lung cancer treatment co Body Vision raises $20m


医療大麻を扱うCannbitが 約42万ドルでTikun Olamを買収【nocamels】

イスラエルの医療大麻を生産するCannbitは、医療大麻を取り扱う企業Tikun Olamのイスラエルで展開される事業を約4,200万ドルで買収する予定だと公表した。

Globesによると、Cannbitの時価総額が5年以内に10億ドルに達した場合、 同社はTikun Olamにさらに1,800万ドルを支払うとのことだ。

CTechは8月に、同社の90%の株式を所有するTikun Olamの創設者Tzahi Cohen氏が11年後にイスラエルの事業を売却することを決定したと報告した。 The Israeli financial dailyによると、Tikun Olamは今年の初めまでイスラエルの医療大麻市場の約半分を占めていたが、計画された農場の移転による医療大麻の生産の遅れのために患者に供給不足を通知しなければならなかった。 イスラエルの医療大麻ネットワーク全体でより厳格な規制を実施した法改正により、移転が決定した。

原文: Israel’s Cannbit Set To Acquire Tikun Olam’s Israeli Operations