目の健康に貢献する革命的テック12選

*この記事はISRAEL21c-Uncovering Israel の記事を日本語に翻訳して作成しています。

視力回復に関する3社

1.Nano-Drops

同社は近視、遠視、乱視の屈折異常を矯正する点眼薬を開発した。これは、スマートフォンアプリでまず屈折力を測り、次に独自のレーザー機器で角膜表層に個別の小さな溝を刻み、そこに角膜で光が正常に屈折するように生体適合性のナノ分子蛋白を点眼するという仕組みである。

2. Orasis Pharmaceuticals

同社は、老化で水晶体の弾力性が低下し調節力が減退することによる遠視(老視)の人々が老眼鏡をかけることに置き換わるような点眼薬を開発した。

3. DeepOptics

同社は、使用者が見ている者の距離を測り、自動で屈折率を調節する電子多焦点メガネを開発している。視力矯正の機能に加え、拡張現実(AR)分野の研究者と協力して、DeepOpticsの調整可能レンズと次世代のARヘッドセットを組み合わせようとしている。

参照記事:https://www.israel21c.org/novel-eyeglass-tech-steps-4m-closer-to-market/

角膜疾患に関する2社

4. EyeYon

同社は、角膜浮腫や、白内障摘出・角膜手術に起因する手術後の角膜状態を治療するためのHyper-CL治療用コンタクトレンズでCEとFDA認可を取得している。高張性ドロップと組み合わせることで、これらの取り外し可能なレンズは、他の治療用コンタクトレンズと比較して、角膜の厚さの減少と視力の改善が3倍も認められた。現在、Hyper-CLは、有効性を高めるために、角膜上に局所ドロップを留まらせるためのプラットフォームとして試用されている。

また、同社は、下記画像のようなポリマー製の角膜インプラントEndoArtも開発している。

EndoArtは、人間の角膜移植の必要性をなくす可能性のある革新的なインプラントである。

5. CorNeat Vision

同社は、たった30分の手術で移植することのできる人工角膜 CorNeat KProを開発した。

インプラントを発明した眼科医のギラド・リトビン氏は、ウサギの前臨床試験が成功した後、10月にイスラエル、フランス、米国、カナダの施設で臨床試験を開始し、約6ヶ月後に中国で行うと述べている。

網膜疾患に関する5社

6. Notal Vision

同社は、中等度萎縮型加齢黄斑変性患者の滲出型移行の早期発見をサポートする自宅管理システムForeseeHome(FDA承認済み)を開発した。萎縮型から滲出型への移行は急速に起こりうり、未診断、未治療のままだと深刻な視力障害をきたす。

ForeseeHomeは、医師の注文で入手可能で、米国ではメディケアとほとんどの民間保険でカバーされており、片目でたった3分しかかからない。結果は自動的にNotal Vision Data Monitoring Centerに送信される。ベースラインからの大幅な変化が発生すると、医師のところにアラームが来る。同社は最近、加齢黄斑変性(AMD)と診断された患者の網膜液の変化を遠隔管理するAIクラウドベースプラットフォームであるHome OCT SystemのFDAの承認を受けた。

7. VisionCare

末期AMD患者用のVisionCareの埋め込み型小型望遠鏡は、Isaac Lipshitz氏によって発明された。

このインプラントは、米国で進行性黄斑変性症に対する唯一のFDA承認済み、メディケア対応の外科用デバイスである。また、ヨーロッパ、オーストラリア、カナダ、イスラエル、ニュージーランドでも承認されている。

現在、VisionCare製品は、白内障の治療のために人工(眼内)レンズを移植していない患者にのみ、米国およびヨーロッパで使用できる。しかし、AMDが重症になるまでに多くの患者が白内障手術を受けているため、同社は以前に移植した眼内レンズを望遠鏡のインプラントに交換することの安全性と有効性を調査している。 これにより、潜在的な患者が増加する可能性がある。

8. AEye Health

同社は、人工知能やコンピュータビジョン、網膜やその内部構造の画像10万枚のデータベースを基盤とした家庭用網膜疾患スクリーニングシステムを開発した。

9. Nano Retina

同社は、変性網膜疾患による失明を復旧する埋め込みチッを開発している。このチップは、障害された光受容細胞の機能に置き換わり、残りの正常網膜細胞を活性化するために必要な電気的な刺激を生み出す。

刺激パラメータは、患者の個々のニーズに基づいて、処置後に較正および最適化できる。ワイヤレス充電式眼鏡は、Nano Retinaインプラントに電力を供給し、インプラントと通信し、ボタンを押すだけで患者がさまざまな照明設定を微調整できるようにしている。

10. BioTime

BioTimeとそのエルサレムの子会社であるCell Cure Neurosciencesは、萎縮型AMDの治療のためにイスラエルおよび米国で第I / IIa相臨床試験中の注射可能な網膜色素上皮移植療法OpReganを開発しており、イスラエルイノベーション協会から継続的な開発のために250万ドルの助成金を受け取った。OpRegenはFDAファーストトラック指定を受けており、その開発は、カリフォルニア再生医療研究所および癌研究英国によってもサポートされている。

斜視と弱視に関する2社

11. NovaSight

同社は、子供の注意力の長さに合わせた製品にAIと指標追跡を組み合わせて小児の視力低下を予防する開発を行なっている。開発されたEyeSwift視力評価システムとCureSight弱視治療システムは、CE承認とFDA登録を受けている。

CureSightは、子供の目の動きを追跡し、短いアニメーションを見ながら矯正フィードバックを提供することにより、弱視を治療する。

12. Medisim

同社は、子供の弱視を治療するビデオゴーグルBinoVision を開発し、FDA承認を目指している。

BinoVisionゴーグルは、映画、漫画、ゲーム、ミュージックビデオ、テレビ番組などのデジタルコンテンツを、それぞれの目に同じ画像の独立した視点を表示するという、子供にとって楽しい治療である。弱視眼に提示される画像は、視覚機能を改善するため脳を刺激する方法として強化されている。

*ISRAEL21c-Uncovering Israelの原文を読む。