片頭痛に苦しむ人々を救うバンド型デバイス

*この記事はNoCamels.comの記事を日本語に翻訳して作成しています。

 

 

片頭痛持ちの人は多く、中でも重度の偏頭痛だと痛みが激しく、めまいや吐き気も伴う。そんな偏頭痛に対する治療はこれまでだとトリプタンや鎮痛薬などによる薬物療法が主流であったが、全ての患者にこれらが効くわけではない。

 

そんな中、Theranica Bioelectronicsはこれまでの薬物療法と全く異なるアプローチによる片頭痛の治療を研究しており、神経調節療法とワイヤレステクノロジーを組み合わせて痛みを緩和し、偏頭痛などの状態に対処するウェアラブルデバイスを開発している。

 

Nerivio, a device that provides acute treatment of migraines, developed by medtech firm Theranica. Photo via Theranica’s website.

 

そのウェアラブルデバイスNerivioは、予防が目的ではない。付属のスマートフォンアプリから送信される電子パルスを用いて、脳の痛みを感じる回路を刺激することで痛みを軽減し、また片頭痛の発生歴を追跡する。アプリは個別の治療を提供し、使用者が以前の頭痛や治療過程を追跡するのに役立つ。

 

 

この機器は、研究、開発、臨床試験などの多くの過程を経て2019年5月にFDA承認された。

 

そしてこの機器と同じ理論により、Theranicaは少なくとも7種類の異なる痛みを非侵襲的かつ薬物フリーで抑えることができることを発見している。(顎関節障害(TMJD)、線維筋痛症候群(FMS)、過敏性腸症候群(IBS)、慢性骨盤痛、慢性耳鳴り、むち打ち症、外陰部前庭炎(VVS)など)

 

彼らは現在、片頭痛以外も抑えることができる機器の実用化を目指している。

 

*NoCamels.comの原文を読む。