シェバ病院でフェムテックに特化した研究施設Women’s Health Innovation Centerが新たに開設

テルアビブの郊外にあるイスラエル最大の病院Sheba Medical Center(以下、シェバ)内にあるARC (Accelerate Redesign Collaborate) イノベーションセンターの後援の元、フェムテックに特化したイノベーションセンター・Women’s Health Innovation Centerが新たに設立された。

ARC内のオフィスの様子(筆者撮影)

もともとコロナ渦で女性患者と医師の安全を研究・促進するために設立された施設であるが、産婦人科医であり、シェバのJosef Buchmann Gynecology and Maternity Center・ハイリスク妊娠の専門家であるAvi Tsur氏は、現在進行形の遠隔医療の飛躍的進歩がフェムテック領域においても確実に大きな影響を与えると述べている。

その中でも、Women’sHealth Innovation Centerで開発されている新しい遠隔医療およびデジタルヘルス製品が胎児の評価、妊娠糖尿病のフォローアップ、さらには遠隔医療による陣痛中の赤ちゃんの心拍数の監視を行うことがすぐにスタンダードになる可能性がある。

Avi氏は「COVID-19の蔓延からもたらされた良いものはほんのわずかですが、そしてそのうちの1つは間違いなくリモートケアです。 COVID-19が終了した後でも、以前の状態に戻ることはありません。自宅で多くの患者を治療できることがわかったので、時間を無駄にして病院に連れて行き、感染する可能性のある場所に戻ることは決してありません。」と、続ける。

Women’s Health Innovation Centerでは、高リスク妊娠、産後フォローアップ、避妊、IVF、婦人科腫瘍学、その他のOB / GYNの医学的評価に関する数多くのパイロット研究を行っている。