うっ血性心不全への埋め込みデバイス・Restore Medical

イスラエルのRestore Medicalは、心臓のうっ血を治療する医療機器・ContraBandを初めてヒトへの移植する臨床試験の成功を発表した。本製品は、カテーテルを用いた低侵襲手術で移植され、心臓が動脈血を十分に全身に送り出すことができない慢性左室不全患者への治療デバイスだ。健康な右心室が機能不全の左心室を補助することで、患者は症状の緩和を実感し、心臓へのさらなる負担を防ぐことができる。

うっ血性心不全は進行性の衰弱性疾患であり、死因の上位に位置する。診断から5年後に生存している患者は半数以下で、10年後に生存している患者さんはわずか30%である。また、患者の25%が退院後1カ月以内に再入院する疾病でもある。うっ血性心不全は、米国だけでも620万人の患者がおり、世界中では数千万人が罹患しており、世界の医療制度が直面する最大のアンメットメディカルニーズと考えられている。

Restore Medicalは2015年にCEO Gilad Marom、Elchanan Bruckheimer博士、Aaron Feldman、Stephen Bellomoにより設立されたスタートアップ。主な投資家は、Incentive IncubatorPeregrine VenturesAllegro、など。同社は、ベルギーのアントワープ州ミドルハイムのZNA medical centerとイスラエルのKaplan Medical Centerで、5人の患者さんにContraBandの埋め込みに成功している。

*この記事はGlobesの記事を日本語に翻訳して作成しています。