*この記事はIsrael21cの記事を日本語に翻訳して作成しています。
イスラエルのVR系スタートアップVRHealthがFacebookのOculusと提携を結んだことを発表した。
VRHealthは2016年にEran Orr氏とNiki Levy氏によって創業。現在までに合計553万ドルの資金調達を行ってきており、テルアビブとボストンに拠点をおく。
同社は、労働での過使用による疼痛、化学療法からくる不快感、ADHDの症状や術前および術後の不安などの幅広い身体的、精神的な両方の負担を緩和するソリューションを提供している。
今回の提携では、VRHealth社が仕事をしている母親、化学療法中のがん患者、手術前後の患者の痛み解消するためのソフトウェアのトライアルを行うために、Oculus社がGoとRiftのHMDハードウェアを提供する。
VRHealthのソリューションによって、医療従事者が病院、診療所、または遠隔地で個別の患者ケアを管理するための追跡ツールとリアルタイムデータ分析も可能。
このシステムは、Stanford Sports Medicine、Spaulding Rehabilitation Network、Hoag Hospital Network、Mass General Hospital’s Sports Medicine Centerなど、米国の約30の医療施設や病院ですでに使用されている。
Orr氏は、「VRは、化学療法治療の苦痛を和らげ、理学療法演習のためのシームレスな環境を作り、そしてADHD患者たち注意力向上トレーニングに役立ちます。そして、医療業界にVRを普及させていくことは、多くの人のQOLを向上させる点において、医師をサポートできる可能性があると考えています。」と述べた。
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