昨夜、モスクワ経由でイスラエルに着陸に成功した瞬間に乗客から拍手が巻き起こったものの(どんな飛行機会社やねん)無事到着しました。
テルアビブのベングリオン国際空港は世界一セキュリティが厳しいことで有名らしく、ビザなしで二ヶ月働かしてもらう身としてはイスラエルに入国させてもらえるかが一番の不安材料でした。
行く前に色々とブログなど読んで頭の中でシュミレーションもしかなり仕上げたので自信満々で入国審査場まで意気揚々と歩いていると突然、
「ちょっと君こっち来てくれるかな?」
太ったおっさんが手招きしていました。
心の中で「なんで俺だけやねん」と思いましたが、確かに見渡す限りアジア人は誰一人いません。(こっちで1日過ごしましたがどこにでもいる中国人を3人程度しか見てません。)人種で止める人決めてんのかよと思いましたが、まあそんなもんなんでしょう。にしても入国審査すらさせてくれないのかよということにイライラしました。
おっさん(以下、お)「パスポート見して」
俺「はい」
お「イスラエル初めて?」
俺「はい」
お「どれくらいいるの?」
俺「二ヶ月ですね」
お「なんで二ヶ月もおるの、何しに来たの?」
俺「インターンです。それでイスラエルの文化とスタートアップがどんなもんか勉強するために来ました。」
お「どこに住むの?」
俺「(GoogleMapでピンを打ってるところを見せて)ここです。」
お「大学では何勉強してるの?」
俺「コンピュータサイエンスです」
お「なるほどね、ほな頑張ってね!」
もーこれめっちゃ緊張しました。太ったおっさんつってもイカつい制服着てるし、何しろ抜き打ちってのが想定外。とりあえず第一ポイントを通過して入国審査場へ向かいます。
ここでまた拍子抜けしてのですが、入国審査場は質問二つぐらいで抜けられました。
入国審査場あんねんから圧倒的にこのおっさんシステム要らなくねとは思いましたが、ちゃんと調べて悪いことせずにちゃんと受け答えすれば普通に入れます。
ちなみにベングリオン空港自体は立派な柱が特徴的で清潔感あふれる素敵な空港でした。
以上でイスラエルまでの紀行記は終わります。