イスラエル発のスタートアップPulseNmore社が
妊産婦の在宅医療を劇的に変えるデバイスを開発しました。
それが妊娠中の女性が自宅で超音波スキャンを実行し
医師からのフィードバックを受けることを可能にする
遠隔エコーデバイスです。
これによりCOVID-19が蔓延する昨今
妊産婦の病院訪問の回数を減らし
母体を感染症から守ることもできます。
このデバイスはスマートフォンと組み合わせることで
自宅でエコー検査を実施し
その映像を医師に共有することを可能にします。
この製品にはスマホと連結するエコー装置
医師に相談するためのモバイルアプリケーション
医療機関側のWeb アプリ
健康記録とPulsenmore社のオンラインサービスの統合するAPIが含まれます。
PulseNmore社のCEOである
Dr. Elazar Sonnenscheinは
次のように述べています。
「従来のエコーシステムの小型化に成功し
妊娠中の家族にとって手頃な価格で利用しやすいソリューションを開発しました。
妊娠中の女性は、赤ちゃんの健康状態を懸念して、平均で2回以上
病院に“必要のない訪問”をしているというデータもあります。
私たちのソリューションは、赤ちゃんの健康を知るための情報を医療提供者に共有し
妊娠中の母親が自宅でも安心して必要十分な診断を受けることを可能にします。」
最近ではGE Healthcareが5,000万ドルの投資を発表しており
この製品をきっかけに在宅医療セグメントへの進出を試みています。
PulseNmore社は現在も体外受精を受けている女性のための
遠隔卵胞モニタリングや
慢性心不全と末期腎疾患の遠隔モニタリングなど
追加のアプリケーションとデバイスを開発しています。
(※この記事はCISIONと+MASS DEVICEの記事を参考にして作成しております。)