コロナ対策用点鼻スプレーのメーカーである
SaNOtizeが8月頭に1,000 万ドルの資金を調達しました。
同社の抗ウイルス点鼻スプレーは現在 10 か国で販売されており
ヨーロッパではクラス I 医療機器として登録されています。
世界で最も権威のある医学雑誌であるThe Lancetのレポートでは
1日6回、7日間点鼻スプレーを使用すると
「鼻腔からの SARS-CoV-2 RNA の減少を促進するのに有効である」
と結論付けました。
このスプレーは、Covid-19検査陽性から3日以内に使用した場合
体内のウイルス量を24時間以内に約94％減少させます。
この研究はインドの 20 の臨床施設で実施され
軽度の Covid-19 症状を示した 306 人の参加者を評価しました。
そのうち約 46% がワクチン接種を受けており
デルタ株とオミクロン株の流行中であったことから
この治療法がこれらの変異種に対しても
有効である可能性があることを示唆しています。
SaNOtizeは、コロナウイルスの軽度の症例のウイルス量を
減らすことができることが試験により証明された後
販路をインド、イスラエル、インドネシア、シンガポール
香港、ネパール、タイ、バーレーン、EU
および南アフリカと拡大しています。
同社はイギリス、アメリカにも拡大を図っており
日本の厚生労働省とも継続的に対話しているとのことです。
（※こちらの記事はNoCamelsの記事を翻訳して作成しています。）
