*本記事はNoCamels – Israeli Innovation Newsによって作成されたものを日本語に翻訳しています。
世界15位の医療メーカーであるイスラエルの製薬会社Teva Pharmaceutical Industries, Ltd.が9月11日づけで新たなCEOとしてKåre Schultz氏を任命した。イスラエル式の企業戦略の実施、負債の削減、株主の信用回復などの業務に当たる。
Tevaがこのニュースを発表したのち、同日午前11時ころ、同社の株価は7%の上昇を記録した。現在56歳のSchultz氏は製薬医療関連企業において30年近くのキャリアがあり、最近ではデンマークの H. Lundbeck A/SにてCEOを務め、再建に導いたことで知られている。
H. Lundbeckでのポジションの前はNovo NordiskにおいてCOOを務め、オペレーションに関して品質基準に集中する手法をとり、世界で最も高品質な製薬企業へと育て上げることにも貢献した。
Teva次期CEOのKåre Schultz氏。(Photo Credit: Wikimedia Commons)
Schultz氏は近々イスラエルに移住し、Petah Tikva にある本部にて職務を開始する。現在の暫定的なCEOのYizhak Peterburg氏から引き継ぎ、可能かな限り早期に会社の舵を取る。
「世界的な製薬企業における経験と、強固な企業の転換戦略の実行し、成長と国際的な拡大を低コストでの実現、株主への約束の遵守、コンプライアンスの文化へのコミットメントを実践してきた実績を考えると、KåreがTevaを次のレベルへと引き上げ、長期的な成功に導くにふさわしい人物である」と、Tevaの取締役会会長であるSol Barer氏は述べています。
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