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スタートアップ大国・イスラエルが教えてくれた5つのこと

自分の外の世界と関わるということは、いつどんな時でも様々な経験や学びを与えてくれます。
イスラエルという国と関わることができた経験は、日本人としての自分の常識とは180度異なる気づきや学びを与えてくれた、私の人生の中でも貴重な宝物です。

私、永尾はIsrael Medtech Postでライターを務めながらイスラエルで3ヶ月滞在した後、イスラエルスタートアップで働いていました。
今回はその経験の中から5個の気づきを厳選してお伝えしたいと思います。
今回お伝えする内容は、私がイスラエルという国と関わる中で経験したことを学びとして捉えてお伝えしており、
イスラエルの文化的事実とは異なる場合もありますが、イスラエルという国と関わることができたからこそ感じれたことですので、ぜひ楽しんで呼んでいただけると嬉しいです。

それでは、どうぞ!

1.自分の意見をぶつける
イスラエルでは議論することが好まれるのは既に有名な事実だと思いますが、仕事のミーティングでも用意された議題に費やされる時間よりもその後の質疑応答の方が盛り上がるのが当たり前。
議論の中でお互いの意見を言い合いながら新しいものが生まれる文化は素敵だと感じています。

2.自分を見失わず、自信を持つこと
イスラエル人に対して感じたある性格が生み出す環境がとてもユニークに感じました。
それは、自分の行動に自信を持ちながら生きる人々がぶつかり合いながらも成立している環境です。
人の顔を伺いながら行動することが主流に感じられる日本の文化に対して、自分の意志に自信を持ちながら行動している人が多いように感じます。
イスラエル滞在中に驚いたことの一つで、ヘブライ語で日本語で言う「失礼」に近い言葉は使われるものの、謝罪を意味する言葉はあまり使われないということを聞いたことがあります。
他者へのリスペクトを持つ一方で、自分の信念を持つということの大切さを、私はこの驚いたエピソードに感じた気がしました。

3.危機感から生まれるスピード感
歴史的に見ても敵と共に歴史を刻んできたイスラエルは、これまでに様々な危機を乗り越えてきました。
その歴史が今のイスラエルの人々にも文化として根付いていると感じたのが、仕事におけるスピード感です。ITプロダクトの開発はもちろんのこと、
開発だけでなく市場に合わせてプロダクト自体を変えてしまうなど、変化することへの柔軟性も非常に高いと感じました。(私の会社ではプロダクトや社内人事など、変化がない日はありませんでした。)

4.何事も楽しむ精神
「とにかく、人生を楽しんでいる。」と思える人がイスラエルには多い気がしています。
実際に、家族や恋人との時間や友人との時間だけでなく、働いている時間も失敗を恐れず自らの道を進みながら日々の日常を楽しんでいると思わせる人と出会うことが多かったです。
また、イスラエルには徴兵制が残っており、その期間を終えると様々な時間の過ごし方をします。
その中で、世界を見て回りながら自分と向き合う時間を取ることも多く、自分の生き方を楽しみながら追求していく文化を自分の中にも取り入れて、今は生きています。

5. 全ては実践から始まる
失敗に比較的寛容な文化があるのはもちろんのことですが、失敗をするためにも実践することが重要だとイスラエルでの生活で気付かされた経験が多くありました。
「トライアンドエラー」という言葉を日々耳にしながら、イスラエルスタートアップで仕事をする中で私も職務を果たすために日々の業務を行いながら修正していき成果を上げると言う習慣が求められてました。

最後に…
私がイスラエルと関わる中で感じたことや気づきを5つご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
私がご紹介した内容の中でも既に有名なイスラエル事情もあったかもしれませんが、それを踏まえて一つお伝えできればと思うのは、日本では中々感じることができない常識に触れて生活することで、自身の人生やキャリアが豊かになったと言うことです。
イスラエルで生活する中で日本文化の良さを感じたことも大いにありましたが、ご紹介した5つの気づきを含めてイスラエルで学んだことが日々の生活で重要なマインドセットとして生きることも事実です。

この記事を通して、少しでもイスラエルという国や文化について興味を持っていただけると嬉しいです。