*この記事はThe JewishPressで作成されたものを日本語に翻訳して作成しています。
Ben-Gurion University of the Negevの研究者たちは、ヒトが’neural fingerprint’-神経の指紋、つまり脳活動の可変性の度合いがヒトそれぞれで異なることを発見した。
eNeuroで発表された彼らの発見によって、自閉症や多動症などの、神経・精神障害の重度を判定し評価することができるようになるだろう。
脳活動の可変性についてだが、ヒトが同じものを繰り返し見たとき、脳は繰り返し同じ反応をするわけではなく、一回目から次の瞬間には劇的に脳の反応は変化している。そして、この脳の可変性は、個人個人で安定していて、その人が何をしていようが一定である性質なのである。
現在、EEG recordingsという方法を用いて、幼少期の子供たちが、過剰な脳活動の可変性を示すことが自閉症の諸因の早期マーカーになるかどうかを研究しているところだ。
うまくいくとこのことによって、自閉症などの特定の神経障害の早期診断、早期治療(Negev Autism Centerで開発中)につながることが期待されている。
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